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齢七十 福島さんの自由鍛造による強い鍛えた玄翁

老いても尚盛んな人(三国志より抜粋)福島さんの自由鍛造玄翁

 
 鋼材  SK鋼 
炭素工具鋼ですが、抜群の鍛えと熱処理によって、素晴らしいものを生み出します。
どんなに良い鋼材を使おうとも、鍛えと 熱処理の技能なくしてよいものは生み出せないと言うのが、日本の鍛冶屋の持論であり、1000年を超える古より 炭素鋼文化を育み 世界で唯一開花させてきた、民族の誇りでもあります。
最も単純な炭素鋼を鍛えて、熱処理できてこそ日本の鍛冶屋の存在意義に繋がるといっても過言ではないようです。

 また、特別に火色がそのまま付いたクロム系合金工具鋼での作品もございますが、4−5倍の価格となります。
こちらは鏡は木研金剛砂で仕上げて、櫃(柄の入る四角い穴)の中までも手ヤスリで仕上げています。
熱処理が大変難しいのと手間が掛かるらしいです。
 作り手に関して

 福島さんは、最後の自由鍛造鍛冶といわれています。残念ながら 後継者はいらっしゃいません。
齢70歳を越えていらっしゃいますがとてもお元気です。
鍛造のお仕事の際には しばしば八時過ぎまでお仕事されていっらしゃいます。


自由鍛造とは まるこい鋼材を鋼の組織が破壊されない限度である1000度くらいまで 熱し、そこから 鋼材自体が赤く光る火色がなくなってしまう 600度に落ちるまでの この400度の間で 玄翁の形に叩き伸ばしたり穴あけをやってのけなくてはなりません。
 同じ形で 同じ重さの玄翁を鍛造で作る難しさもさることながら、何度も叩いて鍛え伸ばすことで、小さく詰まった鋼の組織となり 硬く粘り強い物が出来ます。
福島さんは、決して若くありませんが 鍛造時は闘魂みなぎり、誰とも口を利こうとはしません。
そして、何とも言えない素早い身のこなしには ただ驚くばかりです。
                

決して早送りでご覧頂いているわけではなく、等倍速で再生させていただいております。
最も感動する職人芸を垣間見ることの出来る工程の一つだと思います。


 
今日の玄翁の多くは 型抜き成型品です。それで 両端だけ焼きを入れてます。甘めのものがおおいので まくれる玄翁をよく目にするかと思います。

 も彼の玄翁を持っていますが 引退された職人さんに頂いたもので、福島さんの先代が作ったものらしいです。
逆算してみると 私の玄翁 45歳くらいになると思いますが、とてもいい感じです。

  
 彼は物づくりに徹し、良い物を作ることのみに興味を示し 作品の働きが評価されるのであれば、彼自身の鍛冶屋としての名声が上がることを忘れることが出来る人だと思います。無骨で飾りの無いものばかりですが、使いやすさに固執する姿勢ではないかと思います。

私もこの玄翁がただ好きなだけで 作っている方を知ったのは偶然で極最近です。しかし、自分を育てた道具を作っていただいた方に巡り合えるという事は 何とも言えぬ嬉しいものがあります。
私の今日に至るまでの技能を育てた一端を担っているのもまた、彼の玄翁だと思います。

 彼は、もう若くはありません。興味をお持ちいただいた方には、是非知っていただきたいです。この機会にどうぞよろしくお願いします。

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