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刃物が曇ったり、地金の模様がよく確認できるような石を挙げておきます。傷を早く減らしたり、就労者層向き永切れ狙いもいいかもしれません。
仕上げ砥石の中ではもっとも出番が多く、摩滅も早いと思いますので、お求め安い価格帯よりご案内させていただきます。
天然砥石に関して最近特に思うのですが、
中砥石や繋ぎの石にも人造に負けない特性があったり、嬉しい出会いもあるものです。
砥石を選ぶという観点の、もっと根っこにある、いつどこのタイミングで何故、砥石をつかおうと考えているのか?というところを自分自身のなかではっきり心置いておかないと如何なるガイドラインがあろうと功を奏さぬと考えます。
それで、研ぎというのはざっくり言うならば、細やかな砥石にたどり着くまでには、ざっくり付いた条痕を逐次適した砥石で細め、減らすということではないでしょうか?
本来大工さんのことわざであった「適材適所」。研ぎも同じ考えで、御執心の石がどのような素性であるのかよくよく知る必要が有って、なおかつ研ぎのどの段階で使う必要があるのか?これも知っておく必要が
あるかとおもいます。幸いなのか今日まで、研ぎの全場面をこなせる石は現れていません。
山本典男先生の伊予砥ものがたり中で紹介されておりました、中山と大村では32倍ほど砥粒の大きさに開きがあります。
中山で一日半かかる研ぎ下ろし量は大村では一時間を切るということになるのでしょうか?
この間にどんな石を配置していくべきか?
それを考え、うまく配置できると研ぎの工程がとても捗り、仕上がったときに不用意な条痕を排除できると思います。
これが、やはり研ぎで一番大切なことではないかなと考えてます。
私は、伊予もかわいいと思いますし、ブヨブヨ高島も大好きです。使いどころでは非常に研ぎの工程が簡略化できるとおもいます。
砥石はセットで初めてよく働いてくれるものだと考えてます。
どれか一つのタイヤなくしてしまえば走れないクルマと同じようなものではないでしょうか?
とはいえ、環境や坑道鉱脈の走り方、開け方や面の付け方などで、砥石は大きく素性が変わりますので、悩みます。
やはり、最後はお試し研ぎが妥当だと考えてます。
よろしくお願いします。
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